高校で見た首吊りの人影
- 2017/4/27
- 霊との遭遇
- 福岡県,怖い話,学校
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投稿者情報
年齢:27歳
性別:女性
職業:会社員
住所:福岡県福岡市
体験談
私が高校3年生のとある夏の日、通っていた高校で幽霊を見たことがあります。
幽霊を見たのはその一度だけでしたが、その高校には前から色々な噂がありました。幽霊を見た日、私は夜まで高校にいました。私は吹奏楽部に入っており、毎日練習に明け暮れていました。その日も各パートごとで教室などで練習をしていました。時間が来たので私達はいつものごとく音楽室に向かい顧問からの話を聞いて解散するつもりでした。しかし最後の戸締りをしたかどうかを忘れたかもしれないと後輩が不安になっており、私達は数人で薄暗い教室がある校舎の方に戸締りの最終確認をしに行きました。
とりあえず使用した教室を全部見てみようとなり、二手に分かれて窓の戸締りがされているかを確認しました。私の高校の校舎は窓からテニスコートが見えてその隣に大きな杉の木が植えられていました。杉の木は教室からも良く見えており、その日もテニスコートの明かりで影になっている木が見えました。戸締りをしていてふとその木の方に目をやると枝の部分に何かぶら下がっているのが見えました。
最初は葉っぱかなと思いましたがそれにしては大きすぎて枝の先端には細い紐のようなものが付いていました。少し目をこらえると紐の先端に人の顔のようなものがぶら下がっており、その影の形からそれが人だとわかりました。私は思わず叫びました。違う窓を閉めていた友人と後輩が慌てふためき、二人も私の目の先を見たらしてみんなしてその場に立ち尽くしました。
他の教室から後輩や仲間が駆けつけてくれて教室の電気をつけてくれた時は既にその影は無くなっていました。私達は走って音楽室に戻り、先生に事の事情を説明して、帰りは私達だけ先生に送ってもらい帰宅しました。翌日顧問の先生に呼び出されて、大丈夫かなどという心配と、この高校の事について話してもらいました。実は私が通っていた高校は昔刑務所だったところで死刑になった囚人が殺されたり、自ら自殺をしたりしていたそうです。
刑務所の後、デパートや団地が建築されたものの経営不振や経営者の自殺でたてこわされ、最後にこの高校になったそうです。それからは自殺や不審な事件などはなくなりましたがたまに幽霊を見てしまう生徒や先生がいるとの事でした。私達は一層強くなりましたが、幽霊を見た後も特に何も起きなかったし実際に顧問も見た事があったとの事で今回も冷静に対応をしてくれました。
あれから10年くらい経ちますが、未だに高校の幽霊の話はたまに耳にします。杉の木をなくそうとの話が挙がった時はその考案者である校長が怪我をしたとも聞きました。今でもあの時に見た人のような影を思い出すと少し背中がゾワッとします。
まとめ
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