投稿者情報

年齢:24歳
性別:女性
職業:サービス接客業
住所:福島県いわき市

体験談

あれは私が小学2年生だった頃の話です。
当時は父の仕事の都合上東北各地を転々としており、
宮城県仙台市のとあるマンションの4階に住んでいました。

学校では転校生だった私を快く迎え入れてもらえ、
近所に住む同年代の子たちとも次第に打ち解けていきました。
同じマンションの2階に住む男の子と、
公園をひとつ挟んだ向かいの一軒家に住む女の子とは特に仲良くしており、
しばしば互いの家に遊びに行ったり、
ときにはお泊り会をすることもありました。

その男の子(K君)と女の子(Tちゃん)が
我が家に遊びに来たある日のことです。

我が家の間取りは、玄関から入ってすぐに少し長めの廊下が続き、
左手に両親の寝室と居間、右手に風呂トイレ、
そして奥にはリビングへ続くガラス製の扉がありました。
リビングの奥に私と、
弟二人が間仕切りで共有している子供部屋があったのですが、
その日は三人でテレビゲームがしたいということで、
両親の寝室近くの居間で遊んでおりました。

K君がゲームに夢中になっている中、
ふと喉が渇いた私はTちゃんに
「飲み物を取ってくる」と伝えました。
私ひとりで三人分のコップを持つのは大変だと思ったのでしょう。
Tちゃんも「手伝うよ」と立ち上がり、
私の後をついてきてくれました。
平日ですので、
会社勤めの父は仕事に出ており、
母はまだ幼い弟を連れて買い物に出かけていたため、
自宅には私とK君、Tちゃんの三人しかおりません。
ですが居間からTちゃんと二人廊下に出た瞬間、
確かに私は感じたのです。

誰かに見られているような、
視線のような薄気味悪い感覚を…。
思わずTちゃんの方を振り返りましたが、
Tちゃんは何も感じていないようでリビングの方へと歩を進めています。
気を取り直して、
私もリビングへと向かった時でした。

リビングへ続く扉はガラス製になっており、
不透明でリビングの中までは見えません。
扉に手をかけようと片手を挙げるやいなや、
視界に何か黒いうねうねしたものが見えました。
そのうねうねしたものは私たちに近づくでもなく、
かといって消えるでもなく、
ただ…
そうですね、川底に生える水草のように、
ゆらり、ゆらりと漂っているのです。

今度はTちゃんにも見えているらしく、
Tちゃんも扉の方を見つめたまま微動だにしません。
不思議と、
「何これ」だとか、
「うわっ」だとか、
声を発することも忘れるくらい、
私たちはそれをただ茫然と見つめていました。

はっと我に返ったのは、
帰宅した母と弟たちの「ただいまー」
という声が聞こえてからです。
Tちゃんを見て、再び扉へ視線を向けましたが、
そのころにはもう黒いうねうねはなくなっていました。

「何だったんだろうね、今の」
と軽い調子でTちゃんと話しましたが、
なんとなくそれ以上話を広げる気にもなれなくて、
私たちは何も知らぬ母がリビングへ入っていくのを見て
ようやくほっとしたのを覚えています。

…よくよく思い返してみれば…。
あの黒いうねうね、例えば海や川などで溺れたりしたら。
例えば、それが髪の長い女性だったりしたら。
ひょっとすると、
あのように見えたかもしれない、
と今は思います。

その後私はまた父の仕事の都合により、
別県へ引っ越すことになりました。
特に私もTちゃんも変わりなく、
怨霊に取りつかれたなど恐ろしいエピソードもないのですが、
ひとつだけ。
私が転校する前の冬の季節、
K君が公園の凍った池に面白半分で乗り、
氷が割れて池に落ちる、
という事件があったということだけ

…記載しておきます。

まとめ

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